JAXA宇宙ロケットへの弊社トマトの搭載について

令和7年10月31日
株式会社ワンダーファーム

新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機への弊社トマトの搭載について

この度、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と公益社団法人流通経済研究所(以下、DEI)の契約に基づき、DEIから発注を受けて弊社で栽培したトマトを提供し、2025年10月26日に種子島宇宙センターからH3ロケット7号機によって打ち上げられた新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」1号機に搭載されました。

これまで、JAXAをはじめとした各国の宇宙開発において、宇宙空間でのトマトの栽培試験やトマトの種子を保管する取り組みは行われておりますが、日本国内で栽培された生食用トマトの果実が搭載されるのは国内では初となり、搭載されたトマトは今後宇宙飛行士向けの食事に提供される予定です。

搭載されたトマトは、福島県いわき市四倉町内にある弊社グループトマト栽培ハウスにて栽培された生食用トマトとなります。いわき市は日照時間がとても長く、また夏涼しく冬が比較的温暖なため、通年でトマトが栽培できる全国でも珍しい地域となります。栽培するハウスは24時間365日環境制御され、常にトマトにとって最適な環境を作りながら栽培されたトマトです。

今回のトマトがHTV-X1号機に搭載されISSに届けられたことが、今後の福島の更なる復興と福島の農業の活性化に寄与できればと願っております。

【関連情報】
JAXA公式情報サイト
JAXA | 新型宇宙ステーション補給機1号機(HTV-X1)に搭載した生鮮食品

打ち上げられたトマトの栽培状況